ブラジル経済
●先週のブラジルレアルは対ドル、対円で下落しました。
●10月の小売売上高や経済活動指数は前回比上振れ、消費者関連を中心にブラジル経済には回復の兆しが見られます。
●ボウソナロ大統領は所属する社会自由党(PSL)を離党し、新党「ブラジルのための同盟」を結成すると発表しました。大統領が長男を党の要職に就けることを要請するなど、PSLの主流派と非主流となるボウソナロ派との間で抗争が続いていた事に終止符を打った形。釈放されたルラ元大統領を中心に反ボウソナロ勢力の結集も予想され、経済改革路線の後退に対する警戒感から通貨レアルは当面頭の重い展開が予想されます。
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