オーストラリア概況

●先週の豪ドルは対ドル、対円で上昇しました。

●2日の金融政策委員会では政策金利を29会合連続で1.5%に据置くことが決定されました。豪準銀ロウ総裁は、失業率は4.9%と足元の労働市場は堅調だが、住宅市場の調整が長引きそうで可処分所得の伸びも低調なため当面様子を見るとしています。

●2月の小売売上高は前月比+0.8%と15か月ぶりの高い伸びとなりました。加えて主要貿易相手国である中国景気が底打ちしつつあり、資源価格も上昇基調に転じていることから、資源国である豪州経済も再び上昇基調に戻ると期待され、豪ドルおよび豪州株は底堅い動きが期待されます。

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