日本経済

足元の経済指標は低迷気味だが、昨年来の米中など主要貿易相手国の株高がタイムラグを伴って日本株全般に波及しているようで、10連休を控えて小動きながらも株価はじり高。連休中には米雇用統計やFOMCおよび欧州GDPの発表等のイベントが予定されているため、予想外の市場変動に備えて投資家はポジションを抑え気味のようだ。良いニュースだけでなく、何も変動要因が無い場合でも連休明けには日本株の買戻しが期待できる。


欧米中銀のハト派化を受け日本も利下げ期待から一時的に金利は低下したが、足元の株価が好調なうえ米金利も底打ちしつつあることから先週の円金利は上昇、特に買入れオペ減額を受けた超長期ゾーンの金利上昇が目立った。今週の日銀政策決定会合では現状維持が予想されているが、4/17の日銀金融システムレポートではマイナス金利政策の銀行収益への影響に関し触れていたこともあり、何らかのフォワードガイダンス的アナウンスがある可能性もゼロではない。

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