ブラジル経済
先週のブラジルレアルは対ドル、対円で下落しました。
2月の経済活動指数は前月比▲0.73%と1月の▲0.31%からさらに下振れしました。
回復基調の米中株の動きを受け新興市場通貨および株価が全般的に堅調な展開となるなかで、議会における年金改革の法案審議の遅れを嫌気して、ブラジルレアル、ボベスパ指数ともに低迷しています。加えて石油関連では、ボウソナロ大統領が国営石油会社ペトロブラスのディーゼル油価格引上げへの介入を否定する一方で、ゲデス財務相はトラック業界限定でのディーゼル油固定価格設定を検討すると発言するなど、引続き混迷しています。
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