豪州経済
●先週の豪ドルは対ドル、対円で小幅上昇しました。
●4月の景気先行指数は前月比でマイナスに落ち込みましたが、5月の購買担当者指数は前月比では上振れる等、景気指標はまちまち。
●景気回復が27年間続く豪州ですが、最大の貿易相手国である中国の影響もあり景気後退リスクが高まりつつあります。住宅市場減速と労働市場の先行き不透明感が広がっているとして、豪準銀ロウ総裁は5/21に6月理事会での利下げを示唆しました。5/18総選挙では市場予想に反して与党が勝利しモリソン首相続投が決定し安心感が広がったものの、年内2回の利下げを予想する向きもあり豪ドルは当面売られ易い展開が続きそうです。
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