ブラジル経済

●先週のブラジルレアルは対ドル、対円で上昇しました。

●5月の購買担当者指数は下振れしたものの、4月の設備稼働率や鉱工業生産は持直しており、低迷気味だったブラジル経済は底打ちつつあります。

●税制改革法案に関する暫定令が下院で可決されるなど財政再建策が足元で徐々に進行しつつあることを好感し、ボベスパ指数は最高値近辺で推移しています。

●FRBによる利下げへの思惑から米金利は低下しており、米債務を抱える新興国通貨全般に買戻しの動きが広がりつつあります。財政改革が順当に進めば安心感から通貨レアルのさらなる上昇につながる可能性があります。

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