ブラジル経済
●先週のブラジルレアルは対ドル、対円で下落しました。
●7/31の金融政策委員会では、経済の見通しが曇る中で低下基調のインフレ率とグローバルな金融緩和の流れに歩調を合わせ、政策金利を0.5%引下げて6%とすることを決定しました。0.25%の利下げを予想する声もあったため、通貨レアルは売られました。
●市場が注目する年金改革法案は、議会の休会入りで一旦休止しています。
●6月鉱工業生産は前月からさらに下振れており、米中貿易戦争激化を警戒し資源国通貨レアルは下落基調。ただし年金改革と金融緩和への期待感から株価(ボベスパ指数)は過去最高値圏での堅調な動きが続くと期待されます。
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