ブラジル経済
●先週のブラジルレアルは対ドル、対円で下落しました。
●激化する米中貿易戦争、および近隣国アルゼンチン大統領予備選での左派台頭を受け、リスク回避の動きから株(ボベスパ指数)・通貨は足元下落基調です。
●一方で、7月の購買担当者指数は総合で51.6と改善し、6月の小売売上高も小幅ながら前月比プラスとなるなど経済は回復傾向。加えて、年金改革法案は下院本会議の2回の採決で可決され、今後上院に送付されます。上院は下院より法案審議のハードルは低いと言われているため、今後法案成立の可能性が高まり、株・通貨を下支えることが期待されます。
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