米金利

株価が過去最高値圏で推移するなど、経済状況は比較的堅調ななかでの利下げに対してはFed内部でも賛否両論だったが、Fedが物価指標として注目する個人消費支出コアデフレーターが1.8%と目標の2%に届かなかったことは利下げをある程度正当化するものだった。ただし、物価トレンドは上昇基調であるうえ、住宅などの経済指標も回復基調を強めていることから、足元では行過ぎた金利低下の巻き戻しの動きが見られ、当面米金利は下がりづらい展開が続きそうだ。

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