グローバル・マーケット展望
・日銀政策会合では現状維持が決定され、フォワードガイダンスが緩和局面の長期化へと変更された。消費税が増税され駆込み需要で消費が一時的に伸びたが、物価への影響は今のところ小さいようだ。
・FOMCでは予想通り政策金利の0.25%引下げが行われ、今回で保険的引下げの一旦打ち止めが示唆されたが、利上げタイミングはインフレ確認後とした。10月雇用統計は非農業部門雇用者数が予想対比上振れたうえ、米中通商協議進展の兆しもあり米景気後退は回避されそう。
・ECB理事会では9月の緩和策の効果を見極めるとして政策現状維持が決定された。欧州7-9月GDPは独の低調に対し仏、スペインが牽引。Brexitに関しては期限の来年1月末までの延期、および事実上Brexitの賛否を問う12月の英議会解散総選挙が決定した。
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