ブラジル経済

●先週のブラジルレアルは対ドル、対円で下落しました。

●11月の失業率は11.2%と前月の11.6%から改善、純債務の対GDP比率も54.8%と前月の55.2%から改善しており、ブラジル経済は再び緩やかながらも回復基調に戻りつつあります。

●中東情勢緊迫化を受け世界的にリスク回避の動きが広がるなかブラジル株および通貨レアルにも下押し圧力がかかりますが、原油価格の上昇は産油国ブラジルにとって必ずしもマイナス要因とはなりません。リスク回避の動きが一巡すれば、回復基調を辿るブラジル経済を背景に株価・通貨共に買い戻されることが期待されます。

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