グローバルマーケット展望

・日本では12月鉱工業生産が3ヶ月ぶりのプラスとなり、今後昨年相次いだ自然災害からの復興需要が期待できる。一方で、小売が低迷するなど新型コロナウィルスによる観光業、およびサプライチェーンをはじめとする経済全般への悪影響が懸念される。

・米経済指標はサービス部門に続き製造業が持直しているうえ、雇用指数も堅調で経済は成長軌道を辿っている。加えて弾劾裁判に関しトランプ大統領が無罪となったことで経済の不透明要因は低下した。

・ユーロ圏10-12月期のGDP成長率は、仏、伊の経済縮小の影響で7年ぶり低水準、1月の消費者物価指数もコア指数が3か月ぶり低水準となるなど欧州経済は低調。英は3年半におよぶBrexitの迷走に終止符が打たれ自由貿易協定締結を目指すが、年内の移行期間中にまとまるかは不透明。

0コメント

  • 1000 / 1000