オーストラリア経済

●先週の豪ドルは対ドル、対円で下落しました。

●4月のインフレ率、建設業指数、および3月の小売売上高など、何れも前回比で下振れ、豪州経済の回復基調に一服感が広がりつつあります。

●7日の金融政策委員会では政策金利を30会合連続で1.5%に据置くことが決定され、豪準銀ロウ総裁は、「インフレ率は何れ回復するが、そのためには失業率低下が必要」とコメントしました。市場の半数程度が利下げを予想していたため、発表を受け豪ドルは買戻されましたが、主要貿易相手国である米中貿易摩擦が再燃する中で、資源国通貨である豪ドル市場も上値の重い展開が続きます。

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