ブラジル経済
●先週のブラジルレアルは対ドル、対円で上昇しました。
●6/19の金融政策会合では政策金利が過去最低の6.5%で据置かれましたが、景気の停滞感と物価安定に配慮して年内の利下げ見通しが示され金利は低下しました。ただし米金利も金融緩和観測を背景に大幅低下し、新興国市場への資金流入が期待されることに加え、銅などの資源価格の持直しを受けて、年初来下落基調だった通貨レアルは反発傾向です。低調な経済指標にも関わらず、年金改革が進行しつつあることからボベスパ指数も最高値を更新するなど、当面は株・レアルは堅調な展開が続きそうです。
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