オーストラリア経済
●先週の豪ドルは対ドルで小幅上昇、対円で小幅下落しました。
●1Q住宅価格指数や5月景気先行指数は引続き豪州経済の減速を示唆しますが、先行性のある6月購買担当者指数ではセンチメントの改善が見られます。
●年初からの低下基調の豪金利と資源価格の下落を反映し、資源通貨である豪ドルも下落基調です。一方、通貨安と米金融緩和による新興国市場への資金供給の期待感から豪州株は堅調で、過去最高値を視野に入れつつあります。堅調な株式市場と足元で反発しつつある資源価格を受け、豪ドルが下げ止まることが期待されます。
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