日米株式

米国株式

FRBの利下げに対する期待感に加え、米中貿易戦争の一旦休戦を受け米株は上昇し最高値更新となった。6月雇用統計など足元では堅調な経済指標が見られるにも関わらず市場は7月利下げを100%織込んでおり、ゴルディロックス相場再来の様相を呈している。5月の下落局面で株を売却した資金がMMF等の待機資金に滞留しており、需給面からも米株は当面買われ易い状況が続こう。

日本株式

日本株は日米金利差縮小による円高と米中貿易戦争の悪影響を警戒して、堅調な世界の株式と比較し低迷していたが、市場予想を上回る米中首脳会談の合意結果を受け円安・株高の動きへと転じつつある。鉱工業生産なども底堅い動きを見せており、米中貿易戦争の休戦状態が当面続くようであれば、米中以上に警戒感をもって取引されていた日本株に、買戻しの動きが期待できよう。

0コメント

  • 1000 / 1000