日米株式
米国株式
米株市場はFRBの利下げと来年の大統領選に向けたトランプ大統領によるなりふり構わぬ株価対策への期待感、および足元で解決に向かいつつある欧州政治問題等を支えに好調。一方で、終わりの見えない米中貿易戦争の影響が製造業を中心に広がりつつあり、今後堅調なサービス・個人消費部門が持ち堪えている間に、ビジネス環境の好転等で製造業が再度成長速度を取り戻せるかが注目点。
日本株式
米中貿易戦争の激化で7月以降世界的に株安となるなか、流動性の面からアジア市場のヘッジツールとして売られ易い日本株は低迷。10月消費税増税に対する警戒感も海外勢を中心とした日本株売りに拍車をかけた。ただし消費増税1年目は差引で財政支出が増税額を上回ることが認識されつつあるうえ、足元の欧米株反発を受け、売られすぎとも言われる日本株には買戻しが期待できる。
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