日米債券

米国債券

日欧でマイナス金利が広がり債券需給ひっ迫から世界的に投資対象となる債券が減少しているうえ、エスカレートする米中貿易戦争の影響もあり安全資産とされる米国債が買われ米金利は低下中。9月利下げはほぼ確実と思われ、9/17・18のFOMCまでは期待感から米金利が上がりづらい状況が続くと思われるが、足元の経済指標は米景気の底堅さを示すものが多く、利下げとなれば材料出尽くしとなり金利が一旦反転する可能性もあろう。

日本債券

米金利低下を受けて円金利も低下したが、マイナス金利の金融機関経営への悪影響に目を向けると日銀による追加緩和余地は限られるうえ、イールドカーブコントロールの下限▲0.2%を超えた10年金利の低下幅は小さい。米欧で利下げが予想される中、日銀は引続き利下げを見送ると予想され結局ボックス圏の動きが予想される。

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