グローバルマーケット展望

・7-9月期GDP改定値は年率1.8%と速報値の0.2%から大きく上方修正され、4-6月期の1.8%成長を保持した。ただし10月以降は消費税増税の駆込み需要の反動や台風など悪天候の影響で小売関連の経済指標は低迷しており、10-12月期GDPは減速が予想される。

・米11月ISM景況指数は製造業、非製造業ともに下振れたが、雇用統計では労働市場の堅調さが確認され、12月のFOMCでは金融政策現状維持が予想される。年末商戦も堅調で消費関連を中心に米経済は底堅い展開が続きそうだ。

・ユーロ圏10月の小売売上高は低迷する一方で、11月の購買担当者指数は製造業、非製造業ともに速報値から上方修正されるなど、足元の欧州経済指標はまちまち。12/12にはBrexitの賛否を問う英議会解散総選挙が行われる。

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