グローバル・マーケット展望
・日本では10-12月期GDP改定値が年率▲7.1%に下方修正されたうえ、コロナショックの影響で今年1-3月期もマイナス成長が予想される。日銀は政策決定会合を前倒して実施し、ETF買入ペースを年12兆円に拡大するなど資産買い入れ姿勢を強化した。
・米経済指標は雇用指数などが足元で堅調なものの、新型肺炎の感染者数増加を受け今後指標全般の悪化が予想される。トランプ大統領が非常事態宣言を発動し緊急対策を発表、FRBが緊急利下げを行ったが、市場の混乱収束には時間がかかりそうだ。
・足元の欧州経済指標は持直しの兆しを見せていたが、域内の新型肺炎感染者急増を受けて市場は危機モード。伊の感染者数が2万人超えとなり拡大に歯止めがかからないことなどを受け、EUは域外からの入国制限に踏み切った。
0コメント