2019.09.26 07:46オーストラリア経済●先週の豪ドルは対ドルで小幅下落、対円で下落しました。●8月の雇用関連指標は前月比でやや減速しました。一方、2018年のプライマリーバランスは鉄鉱石価格の上昇による企業収益改善などの影響で改善、財政均衡目前の7億豪ドルへと赤字幅は縮小しました。●欧米の相次ぐ利下げと世界的な株上昇...
2019.09.26 07:45ブラジル経済●先週のブラジルレアルは対ドル、対円で下落しました。●ブラジル中銀は、通貨安にもかかわらず軟調な経済情勢により消費者物価の見通しは目標を下回っているとして、市場予想どおり政策金利を0.5%引下げ過去最低の5.5%としました。●足元で通貨レアルは軟調に推移していますが、米欧主要国の...
2019.09.25 02:09各国金融政策足元では世界の中央銀行が再び金融緩和に動き出したように見える。そこでここ2週間ほど相次いだ各国中央銀行の金融政策会合をまとめて見てみる。《ECB:欧州中銀》・・・9/12のECB理事会では以下のことを決定。・政策金利を▲0.4%→▲0.5%へ引下げ。当座預金金利適用の階層化(マイ...
2019.09.25 02:08欧州債ドラギECB総裁は金融緩和を発表した後の会見で、「政策の主軸は財政政策であるべき。財政政策が打出されていれば金融政策の副作用は少なかったはず。」と発言した。これはマイナス金利下の経済運営は金融と財政政策のポリシーミックスで行うべきで、金融政策を総動員したあとは財政政策にバトンタッ...
2019.09.25 02:08日本株日本株は月初来好調だったが、欧米中銀が利下げを進める中で日本は現状維持が予想されていたため、政策会合後に為替が大きく円高に反応することが警戒されていた。結局、金融政策に対する為替の反応が限定的だったため、安心感から日本株の一段の上昇が期待される。加えて9月の中間配当落ちを控え、運...
2019.09.25 02:07日米欧経済・米国FOMCでは予想通りFFレートの0.25%引下げが決定された。声明では米経済は緩やかに拡大しているが、リスクに対する保険を掛けるための措置と説明。一方、FOMCメンバーが予想する将来のFFレート水準を示すドットチャートでは年内利下げ無しが過半数となった。8月の住宅関連指標や...
2019.09.18 01:40オーストラリア経済●先週の豪ドルは対ドルで小幅下落、対円で小幅上昇しました。●8月企業景況感および信頼感は前月比下振れ、9月の消費者信頼感も前月比でマイナスとなるなど経済指標は低調でした。ただし市場では金融緩和や所得税減税の効果を織込み豪州景気に関し楽観論が広がりつつあり株価は堅調です。●低金利と...
2019.09.18 01:40ブラジル経済●先週のブラジルレアルは対ドル、対円で小動きでした。●7月の小売売上高は前月比1%と3ヶ月連続の増加となり、消費関連が回復基調にあることを示しました。●株価ボベスパ指数は引続き過去最高値近辺にあり市場はブラジル経済に対して強気の見方を崩していません。注目する年金改革法案の上院によ...
2019.09.18 00:01米金利今週のFOMCでは0.25%の利下げがほぼ確実視される中で、堅調な経済指標と好調な株価を反映して米金利は上昇基調。8月の消費者物価指数はコア指数が2.4%と上昇が加速する一方、エネルギー価格の下落で総合指数は1.7%止まりだったが、9月以降は対中関税の影響に加え、足元の原油価格高...
2019.09.18 00:01日本株足元の経済指標が振るわない中での日本株急反発に対し警戒感があり、過度な景気後退懸念が和らいだことによる短期的買戻しとの見方もある。ただし先進国を中心とした各国株価は年初来高値を視野に入れており、日本株固有の割安訂正の動きというよりは世界的な景気回復を見越した動きと見ることができる...
2019.09.18 00:01日米欧経済・米国8月消費者物価指数は前年比1.7%、コア指数は2.4%上昇と加速。足元ではサウジ石油施設の爆撃を反映し原油価格が急騰しているため、物価下落懸念は一旦遠のいたようだ。8月小売売上高も前月比0.4%と自動車販売とオンライン小売が牽引した結果予想を上回り米経済は堅調。今週は米中次...
2019.09.13 07:46タンス預金と現代金融理論日本では異次元緩和により毎年80兆円を目途として大量の資金が投入されているが、日銀券発行残は総額約115兆円で2009年以降の10年間に30兆円程度しか増加していない。これは日銀が過度な紙幣増発によるハイパーインフレを避けるため日銀券の増発をGDP成長ペースに抑える一方で、当座預...