2020.06.29 09:05補正予算のインパクト一般的な景気策には金融政策と財政政策がある。金融政策について、日本では2012年のアベノミクス以降に異次元緩和と銘打ち、日銀による国債やETFの大量購入およびマイナス金利の導入を通じた通貨供給量の増加と流通速度の上昇によるデフレ脱却を目指すリフレ策をとっている。結果的には、物価目...
2020.06.29 09:04ブラジル経済新型コロナの感染者数、死亡者数ともに世界2位となり深刻な状況が続くうえ、低迷する経済とインフレ率への対応策として中銀が利下げしたことなどを反映し通貨レアルの上値は重い。ただし中銀が利下げ打ち止めを示唆したことに加え、ブラジル政府がメキシコとの間でトラック・バスに関する自由貿易協定...
2020.06.29 09:04日本株欧米に比較すると経済指標の集計は遅れ気味だが、欧米に続く経済活動再開と世界的な企業マインドの回復は足元の日本企業にも好影響を及ぼしつつあるもよう。政府による230兆円の経済対策に伴い昨年まで横ばいが続いた財政支出が約1.6倍に急増することはコロナショックからの経済回復を後押するは...
2020.06.29 09:04日米欧経済・米国6月の購買担当者指数は製造業、サービス業ともに前月比で大幅改善となり、経済活動再開を反映した企業マインドの持ち直しが鮮明。ただし、テキサス州やフロリダ州などでは新型コロナ感染者数が過去最大となったため経済活動再開の一部停止を余儀なくされた。トランプ政権は中国に加え、英、仏、...
2020.06.29 09:03今週の予定6月29日(月) ユーロ:経済信頼感(6月)、独:消費者物価指数(6月)6月30日(火) 日:鉱工業生産(5月)、ユーロ:消費者物価指数(6月)7月1日(水) 日:日銀短観(4-6月期)、米:ISM製造業景況指数(6月)7月2日(木) ユーロ:失業率(5月)、米:雇用統計(6...
2020.06.22 06:37日米インデックスあれこれ最近は投信やETFなどの商品を通して株価インデックスに投資する手法が人気だが、株価インデックスにも色々ある。日米だけでも日経225、TOPIX、マザーズ、NYダウ、S&P500、ナスダックなどがあるが、ここでそれら株価インデックスの特徴と投資する場合の留意点を表1にまとめ...
2020.06.22 06:36日米欧経済・米国6月のNY連銀やフィラデルフィア連銀の製造業指数は揃って上昇。製造業は経済活動再開を受けてコロナショックから立ち直りつつあることを示す。加えて低迷していた消費関連も5月小売売上高が前月比で過去最大の上昇幅となり、足元で壊滅的な雇用環境の改善が期待される。中国は米中第1弾合意...
2020.06.22 06:36今週の予定6月22日(月) ユーロ:消費者信頼感(6月)、米:中古住宅販売(5月)6月23日(火) ユーロ:購買担当者景気指数(6月)、米:購買担当者景気指数(6月)6月24日(水) 日:景気一致指数(4月)、独:IFO企業景況感指数(6月)6月25日(木) 日:全産業活動指数(4月)、米...
2020.06.15 04:59根拠なき熱狂再び今週のトピック---根拠なき熱狂再び?新型コロナ禍により足元の企業業績が悪化する中、米国株式は急速に買い戻されたため、現在の株価は株価収益率(PER)などの指標で見た場合、割高に見える。米国株式がファンダメンタルズに比して説明ができないほど上昇を続ける状況は過去にも何度か、最近で...
2020.06.15 04:59米国市場5月以降の米株は経済の回復を織り込み、ナスダック指数は過去最高値を更新するなど堅調な展開だったが、先週は指標面から見た株価の割高さが増していたところに、足元の企業業績の急激な悪化や新型コロナ感染第2波リスクが意識され、NYダウは史上4番目の急落となった。チャート面ではNYダウ$2...
2020.06.15 04:58日米欧経済・米国6月ミシガン大学消費者態度指数などの経済指標は改善傾向を見せる。一方で、全米に広がる白人警官による黒人男性死亡事件に抗議するデモの影響もあり、一部の州では新型コロナ感染者数が再び増加するなど、感染第2波のリスクが警戒される。FOMCではFFレートの現状維持が決定され、FOM...
2020.06.15 04:58今週の予定6月15日(月) 日:日銀政策会合(∼16日)、米:NY連銀製造業景気指数(6月)6月16日(火) 独:ZEW景況感調査(6月)、米:小売売上高(5月)6月17日(水) ユーロ:消費者物価指数(5月)、米:住宅着工件数(5月)6月18日(木) 英:金融政策委員会、米:フィラデル...