2019.10.29 00:10豪州経済●先週の豪ドルは対ドル、対円で小動きでした。●10月購買担当者指数は製造業、サービス業ともにやや低迷したものの、米中貿易戦争の部分合意などを受け世界的にリスク選好の投資行動が広がり、豪州株も買われた結果、史上最高値近辺まで上昇しました。●世界的な景気回復期待から資源価格も上昇基調...
2019.10.29 00:08堅調な日本株足元日本の景気動向は指標で見ると生産関連、物価関連などが低迷しており堅調な株価動向との乖離が目立つ。先週当欄で取り上げた欧州および中国でも似たような現象がみられており、実体経済と比べた日本株の堅調さの原因を探してみる。図1は①日銀短観大企業製造業と②景気ウォッチャー調査先行き判断...
2019.10.29 00:08ブラジル経済10月消費者信頼感が下振れ、インフレ率も中銀目標の下限に迫るなどブラジル経済は減速気味。ただし、9ヶ月に亘り審議した年金改革法案がついに承認されたことは好材料。当初案では今後10年間の歳出削減効果1.2兆レアルが、与野党の駆け引きの結果0.8兆レアルまで減額となったものの、今後の...
2019.10.29 00:07米金利昨年来大幅に低下した米金利が示唆したように、米中貿易戦争の影響を受けた製造業だけでなく経済を牽引してきた消費・住宅関連にもやや息切れ感が見られる。一方、SP500が過去最高値に迫るなど株価は堅調で、米金利は足元では上昇基調に転じつつある。市場は年内追加利下げを9割程度織込むが、F...
2019.10.29 00:07日本株米保護貿易主義の影響で世界的に生産関連が停滞、国内に大手製造業を抱える日独経済への悪影響が懸念され昨年来株価は低迷した。しかしながら来年に米大統領選を控え中国、欧州に対する追加の関税攻撃を弱めると予想され、グローバルな景気回復を受けた2020年の日本の製造業には2桁の増益期待が広...
2019.10.29 00:07日米欧経済・米国9月中古住宅販売が低迷するなど、米経済を牽引してきた住宅や個人消費中心に息切れ感が漂う。ただし米大統領選を来年に控え、金融・財政を交えた景気対策が期待されるうえ、米中通商協議では輸入拡大や追加関税の延期などの部分合意に至るなどを背景に米株SP500は史上最高値を伺う。株高に...
2019.10.24 01:32オーストラリア経済●先週の豪ドルは対ドル、対円で上昇しました。●9月景気先行指数は改善したものの、第3四半期企業信頼感はマイナスとなるなど、豪州経済指標はまちまち。9月の雇用関連指標も失業率は低下したが雇用者数は増加幅が減少しました。●夏以降資源価格は上昇基調に転じており、主要貿易相手国である中国...
2019.10.24 01:31ブラジル経済●先週のブラジルレアルは対ドル、対円で横ばいでした。●8月の経済活動指数や9月の雇用関連指標は回復基調で、ブラジル経済の一時的減速局面からの脱却が期待されます。●ゲデス財務相が来年中の辞任を仄めかした事に加え、ボウソナロ大統領が所属する社会民主党(PSL)党首と大統領一族が対立す...
2019.10.24 01:31欧州株当欄で取り上げた欧州、あるいは中国でも似たような状況がみられるが、、実体経済と比べた日本株の堅調さの原因を探してみる。 いた極右勢力の減退、さらに3年間迷走したBrexitにいよいよ決着がつきそうなこともユーロ圏全体の不透明要因払拭となる。また、Brexit実現となれば、在英のオ...
2019.10.24 01:29欧州株、金利昨年来の欧州は低調な経済指標が続くが、足元では一部指標に底打ちの兆しが見られるうえ、10月末には現在迷走するBrexitにも一旦目途がつきそう。Brexitの内容次第では英からの事業移管が本格的に見込まれる事や欧州の主要貿易相手国である中国の減税や金融緩和等景気刺激策による内需拡...
2019.10.24 01:28日米欧経済・米国9月の小売売上高が低迷したうえ、9月住宅着工件数も前月比▲9.4%と大きく減速し、米経済を牽引してきた個人消費中心に息切れ感が漂う。米中通商協議では輸入拡大や追加関税の延期など部分的合意があったものの、米下院で可決した香港人権法案に対し中国が強力に抗議するなど、米中関係全般...
2019.10.18 08:00欧州債券1.ユーロ圏債券に強気・金利は当面上がらない世界景気の先行指標としてGold/Copper(図1…確かに)および(スイスフラン+JPY)/エマージング通貨(≒図2…それほどでも?)のチャートを見ると既に景気後退局面入りを示唆している。つまり2019年は景気に強気だが、2020年は...