2023.06.26 05:10日本とトルコと中国界的な物価上昇とそれに伴う各国中銀の利上げの動きにもかかわらず、日本とトルコと中国は個々の事情により低金利政策を続ける。その影響は自国通貨安(主に対米ドル)として表れ、輸入物価上昇に伴う物価高をもたらす一方、価格競争力の改善による輸出増を通じた株価上昇を招く。足元の日本とトルコに...
2023.06.26 05:10日米欧経済・米国6月の購買担当者指数は製造業、サービス業ともに下振れ、利上げの影響もあり産業活動は減速している。一方で5月の住宅着工、中古住宅販売件数は改善、昨年来低迷していた住宅だが長期金利の安定を背景に持ち直しつつある。パウエルFRB議長は上下両院で議会証言を行い、インフレ抑制のため年...
2023.06.26 05:09今週の予定6月26日(月) 日:企業向けサービス価格指数(5月)、独:Ifo景況感指数(6月)6月27日(火) 米:新築住宅販売件数(5月)、消費者信頼感指数(6月)6月28日(水) 独:Gfk消費者信頼感(7月)6月29日(木) 日:小売売上高(5月)、ユーロ:消費者信頼感指数(6月)6...
2023.06.19 06:46今週の予定6月19日(月) 米:NAHB住宅市場指数(6月)6月20日(火) 日:設備稼働率(4月)、米:住宅着工、許可件数(5月)6月21日(水) 英:物価指数(5月)6月22日(木) 英:金融政策委員会、米:景気先行指数(5月)6月23日(金) 日:消費者物価指数(5月)、ユーロ:購買...
2023.06.19 06:45米商業用不動産世界的なインフレとそれに伴う金利上昇にもかかわらず、日米欧の株式市場は堅調だ。このような中、今後の反落トリガーとして中国と米国の不動産市況の悪化が警戒されている。一方で中国政府は利下げによる不動産市場のサポートに動いているので、ここでは米国の不動産、特にリスクが高いと見られる商業...
2023.06.19 06:45日米欧経済・米国5月の鉱工業生産は5ヶ月ぶりマイナスとなる一方、小売売上高は2ヶ月連続の前月比プラスを維持するなど、金融政策の転換に伴う景気のソフトランディングが見込まれる。消費者物価指数はエネルギー価格下落の影響で11ヶ月連続の前年比鈍化、但しコア指数は前月比でわずかに加速、インフレ沈静...
2023.06.12 00:43日本市場抑制されたインフレ、東証によるコーポレートガバナンスの改善要請、著名米国投資家の日本株への強気発言等を背景に、日本株は上昇基調を維持。長年ゼロ成長を続けたGDPも1-3月期の確報値は年率2.7%と上方修正され、先行する株価上昇を正当化した。先週末には先物・オプションの清算価格SQ...
2023.06.12 00:42日銀政策会合を控えて日銀は植田新総裁のもとで初となる4月の政策決定会合において金融政策の現状維持を決定。植田総裁は会見で「インフレは一時的で年後半にかけて低下すると予想しており、拙速な引締めは2%を実現できなくなるリスクの方が大きい」と指摘。「1~1年半を予定する過去の政策検証期間中でも必要に応じて...
2023.06.12 00:42今週の予定6月12日(月) 日:国内企業物価(5月)6月13日(火) 独:ZEW景況感指数(6月)、米:消費者物価指数(5月)、FOIMC(~14日)6月14日(水) ユーロ:鉱工業生産(4月)、米:生産者物価指数(5月)6月15日(木) 日:日銀政策決定会合(~16日)、ユーロ:ECB理...
2023.06.12 00:41日米欧経済・米国5月のISM非製造業景気指数は下振れ5ヶ月ぶりに中立の50に接近、既に製造業指数は7カ月連続で50を下回っており、10‐12月期からの景気後退局面入りの見方が広がる。週次の失業保険新規申請件数は3週連続で増加、21年10月以来の水準に達するなど、賃金上昇を背景としたインフレ...
2023.06.05 03:34日本の労働生産性低下と「影の仕事」先日、筆者が特急電車(全席指定)に乗ろうとしたところ、携帯アプリ(Application Software)での座席予約が入らないうちに発車時刻となり、乗車してから予約作業を続けることにした。しばらくアプリを相手に格闘したが上手く行かず、そうこうしているうち車掌が現れ手動で座席予...
2023.06.05 03:34今週の予定6月5日(月) ユーロ:生産者物価指数(4月)、米:ISM非製造業景気指数(5月)6月6日(火) 日:現金給与総額(4月)、ユーロ:小売売上高(4月)6月7日(水) 日:景気指数(4月)、米:貿易収支(4月)6月8日(木) 日:GDP成長率改定値(1-3月期)、ユーロ:GDP成長...