2021.02.22 02:02コロナ禍の株高はバブルか現状のコロナ禍の下、経済活動の状況は正常化には程遠いにもかかわらず世界中で株価が上昇しており、一部にはバブルを警戒する声がある。ここで今の株高はバブルなのかを考えてみよう。まずビスマルク(独の元首相)による「賢者は歴史に学ぶ」との言葉に従い、過去のパンデミックに類する局面での株価...
2021.02.22 02:01今週の予定2月22日(月) 独:IFO企業景況感指数(2月)、米:景気先行指標(1月)2月23日(火) 英:失業率(12月)、米:リッチモンド連銀製造業指数(2月)2月24日(水) 独:GDP成長率改定値(10-12月期)、米:新築住宅販売件数(1月)2月25日(木) ユーロ:経済信頼感(...
2021.02.22 02:00日米欧経済・米国1月の小売売上高は追加経済対策に伴う600ドルの現金給付の効果もあり前月比5.3%と大幅改善、また1月の輸出・輸入物価は共に大幅上昇となるなど、消費回復に伴い物価上昇圧力も強まりつつある。一方で新規失業保険申請件数は4週間ぶりの高水準となり、好調な企業業績や消費活動にもかか...
2021.02.15 10:32PMIで見る各国経済中国の10-12月期GDP成長率は前年比6.5%と7-9月期の4.9%からさらに加速、他国に先駆けてコロナ禍前の成長スピードに戻った。コロナ禍脱出の先頭ランナーとしてウイルスを早期に抑えこみ、投資再開などにより企業部門が回復をけん引した形だが、これは昨年の購買担当者指数(PMI)...
2021.02.15 10:31日米欧経済・米国1月の消費者物価指数は前年比1.4%と12月から横這い、コア指数も同1.4%で12月から小幅低下、ガソリンなどエネルギー価格が上昇したものの航空運賃等が下落した。2月のミシガン大学消費者態度指数は所得見通しの悪化と長期的なインフレへの警戒感から6ヵ月ぶり低水準となった。下院...
2021.02.15 10:31今週の予定2月15日(月) 日:GDP成長率(10-12月期)、ユーロ:鉱工業生産(12月)2月16日(火) 独:ZEW景況感調査(2月)、米:NY連銀製造業景気指数(2月)2月17日(水) 日:機械受注(12月)、米:小売売上高(1月)2月18日(木) ユーロ:消費者信頼感(2月)、米:...
2021.02.08 10:08ユーロストックス50コロナ禍にもかかわらず世界的に株価が上昇する中で、ユーロ圏の主要銘柄で構成するストックス50(STOXX50)のパフォーマンスが物足りない。欧州株不振の原因として、新型コロナ感染拡大に伴うロックダウンの影響や、財政支出を巡るEU内のごたごた、各国が抱える政局不安などが挙げられるが...
2021.02.08 10:07今週の予定2月8日(月) 日:景気ウォッチャー調査(1月)、独:鉱工業生産(12月)2月9日(火) 日:現金給与総額(12月)、独:貿易収支(12月)2月10日(水) 米:消費者物価指数(1月)、中:物価指数(1月)2月11日(木) 米:新規失業保険申請件数(週次) 2月12日(金) ...
2021.02.08 10:06日米欧経済・米国1月の雇用統計では非農業部門雇用者数が4.9万人増となり12月の▲22.7万人から大幅改善、ワクチン実用化とともに新型コロナ禍で悪化を続けた経済状況が落ち着き、雇用市場は徐々に正常状態へと戻り始めた。民主党は今会計年度の大枠となる予算決議案を上院に提出、賛成過半数で可決され...
2021.02.01 02:55バリューかグロースか昨年以降、新型コロナの感染拡大やワクチン開発、実用化などの材料が出る都度、グロース株優勢とかバリュー株の逆襲などの分析コメントが市場で聞かれるが、その実態を探ってみた。まず「グロース株」とは、企業の売り上げや利益の成長率が高くその優れた成長性ゆえに株価の上昇が期待できる株式のこと...
2021.02.01 02:55米国市場年初来上昇基調だった米国株だが、ここにきてヘッジファンドの空売り銘柄を標的とした個人投資家によるスクイーズ取引を発端として相場全体が乱高下、バブルの発生を指摘する声が強まってきた。足元ではバイデン政権の政策方針が明らかになりつつあるが、まだ市場の評価は定まっていはいない。ここまで...
2021.02.01 02:54日米欧経済・米国10-12月期のGDP成長率は前期比年率4%と前期の同33.4%からは減速したものの2期連続のプラス成長となった。同時に発表された2020年の実質GDP成長率は前年比▲3.5%と第二次大戦後の1946年以来74年ぶりの落ち込み幅となり、米国はウイルス戦争の真っただ中にあると...