2022.04.25 04:15日本市場ウクライナ危機を受け世界的に資源価格が上昇するなか、エネルギーや食料品を輸入に頼る日本経済の脆弱性を指摘する声は多く、円安も交易条件の悪化要因との見方から日本株の上値は重い。一方で円安に関し、従来通り企業によっては輸出ドライブによる増益効果が期待できるうえ、資源価格上昇が1970...
2022.04.25 04:14円安と日経平均株価ドル円(JPY)相場が129円台を付け20年ぶりの円安となるなか、従来であれば円安を好感し日経平均株価(NKY)は上昇するところだが、上値は重く今回はいつもと異なるようだ。アナリスト分析によると、日本では資源価格上昇と円安の同時進行は資源輸入国の弱さから貿易赤字拡大につながるとか...
2022.04.25 04:14今週の予定4月25日(月) 日:企業向けサービス価格指数(3月)、独:IFO企業景況感指数(4月)4月26日(火) 日:失業率(3月)、米:新築住宅販売件数(3月)、消費者信頼感指数(4月)4月27日(水) 日:日銀政策決定会合(~28日)4月28日(木) 日:鉱工業生産(3月)、米:GD...
2022.04.25 04:13日米欧経済・米国4月の購買担当者指数は製造業は堅調だったが、サービス業は下振れ。4月フィラデルフィア連銀製造業景気指数も低迷するなど、供給制約とインフレの影響で経済全般に減速感が見られる。パウエルFRB議長は「労働市場は過熱しており、インフレ抑制のため5月会合では0.5%の利上げも選択肢...
2022.04.18 00:45日米欧経済・米国4月のミシガン大学消費者態度指数は65.7と3ヶ月ぶりの高水準、3月の小売売上高も2月の0.8%からは減速したものの前月比でプラス圏を維持するなど、アフターコロナに向けた消費者マインドは堅調。一方、3月の消費者物価は40年ぶりの高水準、生産者物価も2010年統計開始以来の最...
2022.04.18 00:45今週の予定4月18日(月) 中:GDP成長率(1-3月期)、小売売上高(3月)4月19日(火) 日:設備稼働率(2月)、米:住宅着工件数(3月)4月20日(水) 日:貿易統計(3月)、ユーロ:鉱工業生産(2月)4月21日(木) ユーロ:消費者信頼感(4月)、米:フィラデルフィア連銀製造業...
2022.04.18 00:44米国のCPI米国3月の消費者物価指数(CPI)上昇率は前年比8.5%と40年ぶりの高水準となり、市場は物価上昇と景気後退が同時に起こるスタグフレーションリスクを織り込み、金利は上昇、株価の上値は重い。ここでCPIの構成項目をチェックすることで、今後のCPI動向を分析してみる。図1はCPI上昇...
2022.04.11 01:05日本の金利 欧米では加速するインフレ抑制のため中銀が相次ぎタカ派に転換、3月に利上げした米国に続き、日本同様マイナス金利政策を採用するECBにも年内利上げ観測が浮上する。上昇基調の欧米金利に倣い円金利も一時的に上昇し、10年国債利回りは日銀がイールドカーブコントロール(YCC)として設定す...
2022.04.11 01:04今週の予定4月11日(月) 英:鉱工業生産(2月)、中:物価指数(3月)4月12日(火) 独:ZEW景況感調査(4月)、米:消費者物価指数(3月)4月13日(水) 日:機械受注(2月)、米:生産者物価指数(3月)4月14日(木) ユーロ:ECB理事会、米:小売売上高(3月)4月15日(金)...
2022.04.11 01:04日米欧経済・米国3月のISM非製造業景況指数は、行動制限のさらなる緩和が需要回復につながり4ヶ月ぶりに上昇。週次の新規失業保険申請件数も54年ぶりの低水準となり、3月の雇用統計に続き人手不足を反映した内容となった。労働需給ひっ迫と物価上昇を受けFRBはタカ派に傾いており、FOMC議事要旨で...
2022.04.04 01:12日米欧経済・米国2月の個人消費支出コアデフレーターは前年比5.4%と39年ぶりの高水準。3月の雇用統計も非農業部門雇用者数は48万人増、失業率も3.7%に改善するなど人手不足を反映した内容だった。またISM製造業景況指数も堅調となり、ウクライナ危機にもかかわらず米経済は足元で過熱気味。バイ...
2022.04.04 01:11止まらない円安ドル高・円安の奔流が止まらない。一時125円09銭と2015年8月12日以来およそ6年7ヶ月ぶりの高値を記録した。理由は複合的で、①日米金利差の拡大、②資源価格高騰によるドル買い需要の高まりと貿易収支、経常収支の赤字傾向、③日米の潜在成長率格差などである。 ①日米金利差拡大…イン...