2019.07.30 23:59日本株世界の市場は緩やかな経済成長と低金利の同時進行を予想して株高、債券高となっているが、日本株は出遅れ気味で米中貿易戦争を抱える中国株にも年初来パフォーマンスは劣後する状態。PER、PBR等は先行きの景気減速を織込み割安な状態が続くが、今後4-6月の企業業績の悪化が想定内となれば安心...
2019.07.30 00:31日米欧経済・米国景気の先行指標とされる住宅関連では、6月中古住宅販売が価格の高騰の影響で低迷、一方新築住宅販売は回復したものの、過去3ヶ月分が下方修正されるなどまだら模様が続く。6月耐久財受注は堅調で、航空機を除くコア受注は1年ぶりの伸びとなり、企業の設備投資が勢いを取り戻しつつあることが...
2019.07.29 05:02オーストラリア経済●先週の豪ドルは対ドル、対円で小幅下落しました。●7月の購買担当者指数は製造業、サービス業ともに前月比で低下しました。●豪準銀の2会合連続利下げを受け、市場は利下げ一旦打ち止めを織込んでいましたが、ロウ総裁が必要があれば再び利下げすると発言したため、反発基調だった豪ドルは下落しま...
2019.07.29 05:00ブラジル経済●先週のブラジルレアルは対ドル、対円で小動きでした。●6月の雇用創出合計は4.8万人と前月からさらに増加するなど、労働市場は回復基調で、ブラジル経済のリセッション入りは避けられそうです。●市場が注目する年金改革法案は、議会の休会入りで一旦休止しています。●7月インフレ率は前月から...
2019.07.26 02:10労働生産性と低迷するCPI黒田日銀総裁が2013年に長引くデフレに終止符を打つとして異次元緩和をスタートさせすでに6年が経つが、未だ日本のCPI(消費者物価)は前年比0.7%と低迷。日銀が目標とする2%は遠く、リフレ派が提唱するマネタリーベースの拡大政策は期待したほど機能していないようだ。そもそも経済環境...
2019.07.23 00:44米国債・米国債ウィリアムズ・NY連銀総裁が「中立金利は0.5%程度」としたのはあくまでも学術的スピーチとして過度の利下げ期待を牽制するとともに、ブラード・セントルイス連銀総裁が0.25%の利下げを支持すると発言したことで、市場の利下げ幅に対するコンセンサスは0.25%となりつつある。た...
2019.07.23 00:43日本株・日本株米中貿易戦争の悪影響に加え、ホワイト国認定などをめぐる韓国との軋轢から、輸出企業を中心に業績悪化への警戒感が広がる。世界の市場は緩やかな経済成長と低金利の同時進行を予想して株高、債券高となっているが、金利引き下げ余地の少ない日本は蚊帳の外で、米中貿易戦争を抱える中国株にも...
2019.07.23 00:42日米欧経済・米国6月小売売上高や7月連銀製造業指数は米経済が引き続き好調であることを示す一方、住宅着工件数は2ヶ月連続でマイナスとなった。月末FOMCでの利下げが確実視されるなか注目は利下げ幅に移っているが、利下げに前向きなブラード・セントルイス連銀総裁が0.25%利下げを示唆したことで、...
2019.07.22 06:54オーストラリア経済●先週の豪ドルは対ドル、対円で小幅上昇しました。●6月の雇用統計は雇用者数の増加幅が減少したものの、失業率が横ばいでフルタイムの雇用者数は大幅に増加しており、労働市場全体では悪くない内容です。●豪準銀は2会合連続で利下げしたので、当面は金融政策を変更せず経済状況を見守ると思われ、...
2019.07.22 06:54ブラジル経済●先週のブラジルレアルは対ドルで小動き、対円で小幅下落しました。●5月の経済活動指数は前月比0.54%と約1年ぶりの高水準となり、4か月連続のマイナスから回復したうえ、7月産業信頼感指数も回復基調でブラジル経済のリセッション入りは避けられそうです。●市場が注目する年金改革法案は、...
2019.07.22 02:54今後の米中問題1.今後の米中問題の見通し現状の双方の主張、要求は米国側…・知的財産侵害、技術移転の強要、サイバー攻撃問題等の解決・大量の農産品を米から輸入するなど、対米貿易黒字の削減・合意は米側有利の内容とすべき中国側…・過去発動済み関税の取り消し・ファーウェイなどエンティティーリスト掲載会社...
2019.07.19 00:48J-REITマイナス金利政策を摂る日欧の国債年間発行額は日本が1.5兆ドル、独・仏が合計0.5兆ドルと巨額で、昨年まで日欧投資家は挙って金利が残る欧州長期債やヘッジ付き米債を購入していた。しかしながら、日欧合わせて2兆ドルの彷徨えるマネーによる買い圧力と直近FRBのハト派転換で欧米金利は急低...